正しくバランスの良い食事を摂ることによって、髪の毛の育毛や発毛に必要な栄養分を摂取することができ、健康的な髪の毛を発毛させることができます。
髪の毛にいいからといって、髪の毛に良い栄養分だけを大量に摂取し続けることはいけません。
人間は、バランスが取れていないと他の部分にシワ寄せがいきます。
体には、いろんな栄養分が必要なのであまり偏ってしまうと、体のバランスが崩れ、髪の毛以外の部分に悪影響が出てしまいます。
ですから、髪の毛に必要な栄養分をバランスよく摂ることが、とても重要になってきます。
そして、バランスの良い食事を規則正しい時間帯にすることが重要で、寝る前や夜遅くに食べたりすると寝ている間に体内の機能が乱れ、頭皮に栄養が行きにくくなってしまいます。
睡眠時間を取る時間帯も育毛にはとても重要なことですが、食事を摂る時間に関しても、気をつける必要があります。
目安としては午後6時から午後7時のくらいの間がベストですが、午後8時くらいまでの時間帯ならいいと思います。
それ以降は、できれば食事を摂ることは避けるようにしましょう。
夜遅くに食べると、食べ物を消化するためにエネルギーが使われて頭皮の新陳代謝への悪影響以外にも肥満の原因にもなりかねません。
そして、人間には、自律神経というものがあります。
この自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は、朝をピークに昼間の時間帯に活発になります。
副交感神経は、夜間の時間帯に活発になります。
交感神経は、胃の働きを活発にして食べ物を消化するので、エネルギーの消費も活発になります。
副交感神経は、腸の働きを活発にして栄養分を吸収するので、エネルギーを蓄えようとします。
このことから、副交感神経が活発になる夜間の時間帯に、食事をするということは太りやすくなります。
ですから、できるだけ就寝時間から離れた7時前後くらいまでには、食事を終えるようにしましょう。
食生活が乱れてしまい夜食などをいつも食べてしまうと、頭皮に必要な量の栄養分が補給されなくなるので育毛効果を高めるにはきちんと早い時間帯に食べましょう。
朝・昼・夜と決まった時間帯に規則正しく食事を取るようにすることです。
さらに、早食いも髪の毛の育毛・発毛に良くありません。
早食いは、脳の満腹状態を認識するまでに食べ過ぎることで、食事に歯止めがきかずに太ってしまいます。
肥満になるとコレステロールが溜まり血液がドロドロになってしまい、髪の毛の成長に必要な栄養分が行き届きにくくなります。
早食いをすると食べ物が塊のまま胃腸に入ってしまうので、うまく消化・吸収ができなくなる恐れもあります。
そうすると、育毛や発毛に必要な栄養分を吸収できなくなるので、時間をかけてよく噛んで食べるようにしましょう。